スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2018.09.11 Tuesday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    【裁判関係本のレビュー-2】法律文書作成の基本 Legal Reasoning and Legal Writing 田中 豊(著)

    1
    • epub
      2018-11-14 00:07:42

    JUGEMテーマ:電子書籍出版


    ★★★★★ 5点

    レビュータイトル:本人訴訟の参考書としてベスト! こういう本を探していた。 2014年5月7日

    民事訴訟の本人訴訟の原告です。
    訴訟の価額が小さいので(30万円程度)とても弁護士さんに依頼するのは割が合わず
    本人訴訟にしましたが、なにしろ「法律文書」を書くのは初めて。(そして最後にしてほしい)
    こんにち『書式』はインターネットで法務省から入手できますが、『書き方』については説明がありません。

    初めて書く「訴状」や「準備書面」を戦略的にどのように書いたら良いのか、図書をいくつもあたりましたが
    どれもこれも力不足のものしか見当たらず(もっと知りたいなら弁護士に相談しなさい的な本とか、書式だけの本とか)
    たどりついたのが本書です。

    素晴らしいです。

    「文書の読み手」がどういう人であるか【忙しい、論理の明晰さを尊び好む、文書の形式・文法・引用の方式・誤字脱字等の細部にもうるさい etc.】
    をまず説明して、「そういう読み手に訴える文書作成のプロセス」「事実を述べる文書と結論に同意させるための文書は別のもの」
    などという事が書かれており、内容は法律の実務専門家向けのようですが、決して難しいものではない。むしろ「冗長な法律文書は、それだけで欠陥品」
    (5ページ)という素晴らしい主張の通り、知りたかった事が非常に分かりやすく書かれています。

    この本には「実務家でもよくする間違い」も頻繁に紹介されており、訴訟相手の弁護士の用語使いに疑問を持っていた点もそれが「誤用」であること
    が判明し、弁護士にも間違いだらけの人がいることが分かって気分がスッキリしました。素人でも勝てます!

    私は法律実務の勉強のために読んだのではないので「契約書」の項目などは読みませんでしたが、裁判官や相手の弁護士が
    どういうものの見方をするのか(すべきなのか=できていない人もいる)という事が大変よく分かって、準備書面等の作成に非常に役に立ちました。
    普段、ビジネス文書を書いているレベルの人には「異なる分野の作法」というものを短時間で知るのにとても役立つ良書です。
    文句なし星五つです。★★★★★

    この本のアマゾンのリンク



    【裁判関係本のレビュー-1】臆病者のための裁判入門 橘 玲 (著)

    1
    • epub
      2018-07-05 16:43:27

    JUGEMテーマ:電子書籍出版


    ★★★☆☆ 3点

    レビュータイトル:ノウハウの参考書にはならない「体験談」 2014年4月2日

    自分がいきなり地方裁判所の本人訴訟原告になってしまい、参考になる図書を探して
    これも読んでみました。結論から言うと、そういう目的には役に立ちません。
    著者は「臆病者の〜」という本を他にも書いているらしくシリーズ物として
    「裁判」もやっつけちゃおう丁度いい機会を得たし、という動機で書いている
    という所が共感できません。「裁判の経過」を事細かくレポートしているのは
    なかなか同種の著作が日本には無いので読み物としては成立していますが
    「だから何が教訓として残るのか?」という部分がほとんど無い。書かれている事は
    『私も』経験している事、本人訴訟の原告になったら『誰でも』経験している事です。

    だから「訴訟の経験の無い人」には面白いかも知れませんが訴訟の真っ最中の人には
    助けになったり得る物があったりする本ではない。そこを期待する本ではありません。
    訴訟に勝つ心得とか、準備書面の書き方戦略とか、証拠書類の効果的な提示方法とか
    そういうノウハウは一切ない。裁判を経験したと言えシロウトですから書けていない。
    「裁判の体験談」の域を出ていないわけです。しかも佃弁護士という有名な人に結局は
    助けられた訳で、自力で解決したのでは全くありません。

    著者の誤解や思い込みによる記述やわざとらしい見出しも共感できません。
    「調停が不成立になって訴訟に至っても(相手方が)調停案を拒否したという事実は裁判でまったく考慮されることはない」58ページ
    「世界の多くの国では、言葉の話せない外国人は犬や猫のように追い払われるのが当たり前」98ページ
    「狡猾な裁判所」という見出しで、裁判所の助言が「高裁のパフォーマンスだった」と決めつけている138ページ
    などなど、共感できません。役に立たない。

    ところが体験談が終わってからのパートIIになると印象がガラリと変わって
    少額訴訟の問題点調査報告書としてはとても良く書けている。
    福島原発事故の損害賠償請求がどんなに大変なことになるかという予測は恐ろしくなる。
    パートIの「体験記」よりはこの著者の本領発揮という感がしたが、
    この本を手に取った理由はそれを知りたかったから、ではないのです。

    ということでノウハウの参考書にはならない「体験談」には期待はずれ、というのが私の評価です。

    この本のアマゾンのリンク




    PR

    カレンダー

    S M T W T F S
          1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031     
    << December 2018 >>
         

    ■ 弊社最新出版作品

    ■ 弊社出版作品

    この記事

    カテゴリー

    過去の記事

    お薦めリンク集

    筆者紹介

    書いた記事数 : 90
    最新の更新日 : 2018/09/11

    このブログ内検索

    ■ 弊社出版作品

    ■ 弊社出版作品

    その他

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM

    Visitors Counter