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    【裁判関係本のレビュー-14】書式 民事訴訟の実務―訴え提起から訴訟終了までの書式と理論 (裁判事務手続講座) 単行本 - 2012/5/1

    1
    • epub
      2018-11-19 21:08:31

    JUGEMテーマ:電子書籍出版


    ★★★★★ 5点

    レビュータイトル:本人訴訟の方は訴訟前に必読 2015年10月25日

    本人訴訟の原告です。自分ですべて調べないとならない立場です。
    民事訴訟を提起して気がつくのは、
    民事訴訟の実務というのは「明文規定」がどこにも無いものが非常に
    非常に
    非常に!
    多い、という事実。こんなことは他の省庁では考えられません。
    (各省庁には文書規定というものがあって用語の定義から使い方まできっちりしている)

    どう言うことかというと、まず「訴状」の「用紙設定」から悩むわけですが
    どこにも根拠規定がありません。2001年1月1日から(つまり21世紀から)A4用紙を使うようになった
    ということはあちこちで聞きますが、じゃ、文字のポイント数や1ページの文字数や、余白は何センチ
    なのか、ということがどこにも根拠規定がありません。他にも、「見出し」の番号はどのように書くのか
    (第1章と書くのか第一部と書くのか、枝番は(1)(2)、と書くのか´△覆里アイウなのかabcなのか)
    などのことが、どこにも決まっていない。証拠文書には甲◯号と書くそうだけど、枝番は◯-1なのか◯-aなのか
    などなど、そういうことは例えば防衛省ではきっちり決まっています。それが裁判の書類には無い。

    書式がそもそも決まっていない、ということは、当然、「何をどのように書くのか」という事も決まっていません。
    「書かなければならないこと」は決まっています(請求の趣旨、請求の原因など)が、
    それはどのように書くのか、という根拠規定がありません。「陳述書」など、それが何なのかという「定義」さえ
    どこにも明文規定が無いという有様でびっくりします。こんなことは他の省庁では有り得ません。

    ということで、この本はそれらを遺漏なく網羅して説明してある本です。個人が執筆したものを根拠にして良いのか
    という大きな疑問が湧いて来ますが「実務経験者が実務の実態を解説している」「みんなそうやっている」という
    内容なので、部外者にはとっても参考になります。もともと、著者は「熱意さえあればこの本一冊で、ある程度の民事訴訟であれば
    本人訴訟が可能となるような本にしたい」と考えたそうですが、出版社の意向は「司法書士向け参考書」ということで
    その分、ボリュームが大きくて本人訴訟では必要になる可能性がほとんど無いことまで書かれています。
    言い換えれば「プロでもここに書かれていることだけで仕事が始められる」レベルのもので、
    価格がそれなりにしますが、本人訴訟の参考書としては過剰品質ではあるけれけども必要十分以上の内容となっています。
    本人訴訟の方は、この本は訴訟前に必読書と言えるほど優れた一冊と思います。民事訴訟の流れについては
    これだけあれば類書は読む必要がまったくありません。(あるとすればもっと薄い、要点だけ書いた本ぐらいです)
    お薦めします。

    ★A4用紙の書式について書いてある本を見たことがありませんが、この本にはありました。
    文字は12ポイント、一行の文字数は37字、一頁の行数は26行
    マージン 上35mm、下27mm、左30mm、右15mm
    これは根拠規定があるわけではなく、裁判所で使用しているワープロソフトではこのようにみんなしている
    というものだそうです。ただし、「句読点は,と。を使用することになっている」とも書かれていますが
    それは判決書はそうですが提出する書類(訴状とか準備書面とか)ではコンマを使っていないと受理されないなど
    ということはありません。普通に「、」と「。」で提出できます。また、文字数は原稿用紙のように一行の字数を
    決める必要はなく、実際プロポーショナルフォントを使用すると一行に入る文字数はバラバラになりますが
    問題なく受理されます。

    この本のアマゾンのリンク



    訴訟の相手
    澤村翔子

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