【裁判関係本のレビュー-12】プロ弁護士の思考術 (PHP新書) 新書 – 2007/1/16 矢部 正秋 (著)

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    JUGEMテーマ:電子書籍出版


    ★☆☆☆☆ 1点

    総評:老人の価値観

    本人訴訟の原告です(係争中)

    相手は代理人弁護士をつけており
    素人対プロ弁護士という格好です。だから相手を知るために読んでみました。

    わざわざ「プロ弁護士の」とタイトルをつけるだけあって、典型的な若者批判から始まります。
    曰く
    「ベテランと若手とでは、考える力に、将棋のアマとプロのように歴然とした差がある」
    「若手の考えは、曲がったり、ねじれたり、方向違いのことが多い」

    ・・・まったくの上から目線。よっぽど部下にバカが多いのか、或いは自分がよっぽど
    大した人間だと思っているのか、、、若くたってアタマの切れる人はいるし
    ベテランでもバカはいくらでもいるでしょう。単にこの著者の世界が狭いだけ、と初めから反感を覚えました。
    そもそも「先生」と呼ばれるものにロクな人物はいない。その典型です。

    内容は「自分はこんな本を読んでいる、知っている」という引用(パスカル、和辻哲郎、ルース・ベネディクト,,,)
    がしょっちゅう出てきますがそれが自分の思想や思考とどう結びついているのかという「昇華」がまったく無いのです。
    教養がある、という自慢でしかありません。人の言葉を自分の言葉として語る事ができていない。

    内容も「はじめに」に凝縮されたメッセージに書かれているように
    頭のできの悪い経験のない若手諸君に「ああしろこうしろ」の説教なのです。
    それで本当に人間が伸びる事はありません。何故かというと
    「そこに書かれている事をその通りする」というのはバカの再生産にしかならないからです。
    みんなが同じ方法で思考が伸びるわけが無い。個々が自分のオリジナルの術を個別に開拓する事が
    本当の思考を伸ばす唯一の方法だからです。その方法はこの本には書かれていません。

    普段から「偉そうにしている」弁護士先生が書かれた「説教本」を読みたいなら
    これに勝る本はありません。大嫌いなタイプの本です。

    この本のアマゾンのリンク



    澤村翔子

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