
キンドル本の動向を見ていますが、カンタンに出版できるだけに、玉石混淆で、低価格の石が非常に多いのが現状です。
しかも、良い内容のキンドル本でも「電子書籍は価格が安いもの」というイメージがあるようで、つまらない単行本が2000円もするのにキンドル本に1200円を越える価格がついているとそれだけでマイナス点がつきます。
本=内容が価格に見合うもの のはずなのに キンドル本=安くて当然 というのが今の一般の人の感覚。
★読み手が少ない分野の本は価格が高くて当然ですがキンドル本だというだけでそれが拒絶される
これは、100円以下のキンドル本がそういう低価格イメージを牽引している所為と思います【日本での話です】
「キンドル本に出版に見合った価格をつけられるかどうか」
これは日本でキンドル出版を計画する人達には課題でしょう。
その方法は、出版する側にあります【アマゾンという販売者にではなく】
個人出版ができる媒体であっても、読んで欲しい人に買ってもらえるようにするには、キンドル本を作る技術だけでは足りません。
買ってもらうようにするには、「良い編集者」と「良い出版者」のバックアップがいる筈です。
安くて大量のキンドル本の洪水を見て、キンドルの将来を分けるのは「良い編集者」と「良い出版者」が育つかどうかであると感じます。
最後までお読み戴き有り難うございました。
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