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    第18回 国際電子出版EXPO (eBooks 2014)に行ってきました

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      2014-07-11 10:29:11

    • epub
      2014-07-11 10:09:15

    JUGEMテーマ:電子書籍出版


    2014.7.1 〜7.4 会場は東京ビッグサイト

    去年に続けて、行くのは二度目

    今回は「コンテンツビジネス専門セミナー」というのを聴いてきました。

    タイトルは『制作会社・クリエイターのためのコンテンツ契約の重要ポイントと動向』
    講師は 福井健策 弁護士


    海外の企業とおつきあいするときの国際契約についてのお話 一時間。


    内容は、日本の会社の「契約」についての国際感覚のズレについての警告でした。
    つまるところ日本人は「契約書」というものをまったく重要視していない、基本的に相手の善意を一方的に信じ込んで、なにか予想していなかったトラブルが発生したらそのときに改めて双方で話し合って解決すればよくて最初から事細かにあーだこーだとガチガチに決める必要は無いしそもそもそんなことは時間と労力の無駄、と考えているのだと私は思います(講師がそう言ったのではありません)


    そういう事例は今まで日本人だけ、たくさん見ました。いまだにセミナーなんかでそんな古くからある話をするほど日本人というのは変わっていない=外国企業からいいようにされているということなんだなぁ。いいようにされている事例もお話に出てきましたがあまりに気の毒な話なのでここでは割愛します。


    そもそも日本人には「法律」というものが馴染まない、というのが私の持論です。
    日本人は「法律」というものを文化的に自前のものとして発明しなかった。
    「法律」は輸入したものなのです。
    もともと日本には無いものです。
    だから、使い方も真似でしかないし根本の所では理解していない。

    「契約」という概念もマックス・ヴェーバーによるとキリスト教文化と密接に関係している。
    (そもそもキリスト教徒はゴッドとの契約の上で存在している分けですから=到底理解できませんが)

    もっと知りたい方はこちら




    結論としては「契約書はとっても大事」「必ず国際契約に詳しい弁護士を使ってよーく理解するまでサインするな」でした。別に、詳しい弁護士を雇わなくたって「契約とは何か」を理解していればあとは英語のターム(用語)が分かっていれば良いだけの事なんだけど。(そもそも英語が話せない場合は論外)

    覚えておいた方が良い事を纏めておきます。

    ■ 契約書は先に書式を出した方が絶対的に有利
    ・・・書いた事が無いと相手が見本とか案とかドラフトとか送ってくるのを待つ人がほとんど100%ですが、ダメです。
    このことを講師の弁護士はBattle of Formsと言っていました。

    ■ 途中で交わしたメモ類にもすべて「拘束力」がある
    ・・・講師の弁護士は「すべてに」とは言いませんでしたが、私に言わせれば外国人は「約束」とは命懸けで守るものですから(日本人はあのときはああいったけどそういう意味じゃなかったとかヘーキで言いますから嘘つきと思われるのです)、交渉の途中で交わした「deal memo」とか「Letter of Intent」とかの細かいものまで慎重に扱うことを心掛けるべきです。(後から「あれはナシ」とは言えません=信用が無くなります)
    【MOU(memorandum of understanding)とかLOC(letter of confirmation)に拘束力があるのは当然です】

    ■ 印税方式(royalty)の契約は絶対ダメ
    ・・・利益の15%とか相手は言ってきますが「利益」なんて帳簿上でいくらでも操作できますから(しかもその帳簿は見せる義務は無い)Royaltyという申し出があったらお金は一円も貰えないと思えばよろしい。最低保証金(minimum guarantee)を必ず要求しましょう。(いいですか、相手はあなたの利益なんてひとっつも考えてないんですよ。「お互いにwin-winの関係に」なんて本気で思ってるのは、お人好し+世間知らずの日本人だけです)

    ■ 管轄裁判所は日本にする
    ・・・日本企業の契約書には「問題が起こったら双方誠意をもって解決に努力する」などとおまけが書いてありますが、世界では通用しません。この文は削除します。管轄裁判所もおまけのように書いてありますが、相手は必ず自国の裁判所を指定してきますから、ここはゼッタイに「日本の裁判所」を指定しなければいけません。ゼッタイです。

    ■ 契約はそのとおりするために存在する
    ・・・取り敢えず作って交わして引き出しにしまっとくものじゃないんだよ、ということです。(日本人にはそれができない)


    最後までお読み戴き有り難うございました。

    facebookページを作りました。情報交換の場にします。どうぞご来場下さい。

    お問い合わせはこちらのフォームからどうぞ




    第17回 国際電子出版EXPO (eBooks 2013)に行ってきました

    17
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      2013-07-26 07:44:39

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      2013-07-08 14:00:32

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      2013-07-08 14:00:28

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      2013-07-08 14:00:27

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      2013-07-08 14:00:27

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      2013-07-05 15:18:47

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      2013-07-05 15:18:40

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      2013-07-05 12:20:23

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      2013-07-05 12:20:22

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      2013-07-05 12:20:21

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      2013-07-05 12:19:13

    こういうEXPOがあって、しかも17回目というのも知りませんでした。

    会場は東京ビッグサイト


    物凄い人の数でびっくり。本が売れなくて次の媒体を研究しようというビジネス絡みの人でいっぱい。
    なぜビジネス絡みの人ばかり、と分かるかと言うとセミナー会場で(用意された座席の二倍の人が来場してみなさん立ち見!一時間!ツラい!)
    「出版社の方」「本屋さん」「クリエイターの方」「webデザイナーの方」「DTPの方」「印刷関係の方」「自分で出版したいと考えている人」
    を挙手させていましたが、「仕事としてEPUBを研究しないとならない」人がほとんどだからです。

    『作家としてEPUB及び電子書籍の仕組みを知りたい』という人=ほとんどいませんでした。


    セミナーや展示を見学して思ったのは、電子書籍の歴史は既に別のフォーマットの時代から20年だかになるが
    EPUBという国際標準ができてからはまだ日が浅くて、電子書籍が「流通レベル=一般の人がコモディティ(commodity)と認知するレベル」になるにはまだまだ黎明期なのだ、という事です。ただし、この黎明期は長くないでしょう。(すぐに広まるだろうという事です)

    そして、黎明期の特徴として「誰もはっきり未来が分かっていない」様子がよく分かります。

    未来というのは誰にもはっきり分からないものなのは当たり前ですが、電子書籍出版については、コンセンサスのような、「関わっている人がだいたい概ねこの方向だろう」と考えているものが見えていない、という意味です。


    展示物を見ると、「電子書籍を売る」事を目的にしたものが多数あります。
    当然かも知れません。
    しかし、電子書籍で利益を出すストラクチャがあるのか、というと、それはとっても危うい、と思う。

    何故かと言うと、電子書籍は、このブログでも説明しているように、『作る事はタダでもできる』からです。
    何も高額なツールを購入する必要はありません(そういうツールがいろいろ出品されていましたが、要らないと思います)

    いずれ、「EPUBを作る」のは無料になるはずです。(私はそう思っているので最初から無料の方法を紹介しています)
    というより、このブログの方法は、英語圏では多くの人が既に無料で利用している方法なのです。

    EPUB3が縦書き対応になり、日本でもEPUBの普及が加速するだろう、という説明があり、
    だからEPUB3に対応しているかいないかが日本語電子書籍製作ツールには重要、という説明が聞かれましたが

    EPUB3に対応していないということは「作れないという意味ではない」ということが重要です。(セミナーを聞いていて分かりました)

    作れるのです。対応していない、の意味の多くは「ビューワーが縦書きを表示できない」の意味です。
    他には、「ツールがEPUB3専門のコマンドを持っていない」という意味のようです。(実例が何かは紹介されませんでした)
    EPUB3のコマンド(というのか専門用語が分かりませんが)は、html文ですから、自分で書き込めば良いだけです。


    セミナーではword(私は使いにくくて大嫌いですが)で作った原稿をウエブでEPUBに変換する有料のサービスが紹介されていましたが、要するに「何をしているのかはブラックボックス」なのです。

    しょうがない、商売にしようとしているんだから「難しい事は考えなくて良いんですよ」というサービスです。

    私はこれは長続きしないと思う。
    何故かと言うと
    (1)EPUBを作るのは実は難しくない(だからそれを普及させようというのがこのブログの主旨です)
    (2)マイクロソフトのwordで構造化した原稿を準備する事の方が難しい=私はwordでそんなもの作った事がありますが二度とご免です
    (3)無料のツールが既にある

    からです。

    EPUB製作サービスの売り文句に「高品質のEPUBを作ります」というのもあった。
    高品質の意味は「どこでも出版できる」だそうです。

    EPUBは世界標準だから「どこでも出版できる」のは当たり前ではないか?と思ったら
    日本では事情が違うそうです。
    ■ アマゾンのリンクを入れた原稿は受け付けない(他店誘導になるから=自分の本屋ではないから)
    などの、その出版社独自のルール(詳細は一切紹介されませんでしたが=業界内部事情の暴露になるので当たり前か)にも対応する、という意味だそうです。

    バカバカしいと思います。そんな日本のローカル・ルールに縛られて苦労するのは「ユーザー」です。
    なぜ「出版社の都合」に合わせないとならない?
    ユーザーを尊重しないサービスはいりません。
    「日本のどの出版社からでも出版できる」そんな品質に果たして意味があるのか??<<<私は強い疑問を持ちました。



    ということで、私の感想は「EPUB製作はビジネスにはならない」です。
    もう一度念のためにその理由を書きますと
    (1)EPUBは誰でも作れるから
    (2)複雑な原稿はそもそも原稿を作る時点で高スキルを求められる物で有り、そちらの方がハードルが高いから
    (3)EPUBを作るツールは無料で既に存在する(このブログで紹介します)から

    です。



    じゃ、EPUBの未来はどこにあるのか、儲からないのか?

    それは膨大な未来があります。それは以前にも書いたように「誰でも出版できる」という未来です。
    ケータイがコモディティになったように、キンドルがコモデイティになるのです。
    中学生が自分の書いた電子書籍を友達と交換するのが日常のできごとになるのです。


    人が集まる所に必ずビジネスの種はあるものです。

    EPUBを作る、というハードのサービスに注目している人々、それは方向性が間違っている。
    EPUBの作家を作る、それが電子書籍マーケットに於いてもっともちからを注ぐべきことです。

    ★だから私はここでそれをしているのです。



    EPUBの希望の星 作家 秋野みか



    最後までお読み戴き有り難うございました。

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